2025.10.27
★家族信託契約書の作成とコンサルティング<料金表>
静岡県家族信託協会では、家族信託の契約書作成とコンサルティングを行ってます。 下記に[契約書作成+コンサルティング]の業務報酬の目安を...
2025.10.27
静岡県家族信託協会では、家族信託の契約書作成とコンサルティングを行ってます。 下記に[契約書作成+コンサルティング]の業務報酬の目安を...
もっと家族信託! 石川秀樹のブログです
遺言・相続と家族信託の専門家、行政書士の石川秀樹です。
静岡新聞で記者を務め、62歳で退職しこの道に。
ジャーナリスト気質は、いまだ少しも抜けていないようで……。
開業して2年間は泣かず飛ばず、ほぼまったく仕事になりませんでした。
目覚めたのは、父の様子に“異変”が見られるようになってから。
書家であった父は頭脳明晰。仏のような顔をしながら優美な「かな」を書き、
ありとあらゆる人間の問題を時に厳しく、時によりそい解決してしまう人でした。
そんな父が、食べこぼすようになったのです。
書く文字が小さくなり、バランスも崩れ、“らしくない”様子がとても奇妙で……。
私は『認知症?』と疑い、私が成年後見人になろうか……と思ったのでした。
新任行政書士のカリキュラムとして「成年後見制度」をならったばかり。
腑に落ちる事象・事例を座学するにつけ、その思いが募っていったのですが、先輩に相談すると
「やめといた方がいいよ。君が申し立てしたって、成年後見人に指名しちゃあくれないぞ」
てっきり私は「士業だから自分がやれる」と思っていた。
いやーっ、本当にこのひとことはありがたかったです。
ジャーナリストなのに、自分の家族のことになると慌てふためき、ろくに調べもせずに重大な決断を
(とても、とても重大な決断であったのに)立ち止まらずに、急いで決定しようとした、しかも自分ひとりで。
猛反省。
それから成年後見制度を調べ直し、人に会い、声を聴き、レポートを読み「問題山積」を確認した、いう次第でした。
一年半たった正月3日、90歳になる直前の父が脳梗塞で倒れました。
年賀状の返事を書きに1人で教室に行き、兆候があったようなのに自力で歩き、帰宅して寝込んでいた。
夕食の時間になって父の姿が見えないので寝室をのぞき、ようやく私は異変に気づきました。
貴重な“発症から3時間”という処方可能時間をひとりで過ごしたため、回復不能。
医師から5日目に「鼻からチューブ、どうしますか?」と尋ねられることとなりました。
経鼻胃管栄養をしますか?、つまり「延命どうしますか?」と聞かれているのです。
高齢だとこうして命を”値切られる”のか………。
「父はまだ生きているのだぜ!!」
命がかかっている問題を、立ち話のように私に聞くな!
医者をにらみつけ、もちろんチューブをお願いしました。
(こいつ、息子の私に生死の判断を“お任せ”しようとしている!)
父はほどなくして回復、介護施設に入り、リハビリに励んだ結果、自力での摂食を取り戻りました。
施設入所の日、そこのお医者さんが
「お父さんは認知症じゃないね。言うこと、わかってるもん」
実は私もそのように感じていました。
父は施設に移る日、通帳とカードを私に渡し「暗証番号」まで伝えていましたから。
口から食べられれば、今度は「誤嚥」が心配事になります。
患者家族として、今度はイヤという程、何回もそれを体験しました。
結局は鼻からチューブに戻された後、父は痰(たん)が喉に絡むようになり、ずいぶん苦められていました。
誤嚥肺炎を繰り返しながらも、父は口から食べるための努力をやめません。
まさに病いと戦う日々。
脳梗塞から1年半後、命を使い切って父は亡くなりました。
父は「風邪をひいた」「紙で指を切った(父は書家なので)」など小さな病気やケガにはぐずぐずいうのに、
今回の大病についてはただの一言も、愚痴をこぼさないのが不思議でした。
<命の限り生きていいんだな>と、父の変化を見て、私は勝手にそう合点するようになっていました。
ばかみたいに私は「生きる執念」みたいなものに、ずっと否定的なフリをしてきていたのです。
幼稚でした。
夫婦仲良く、これからいつまで生きていられるだろうか。
ひとりになったらどれだけ寂しいだろう………。
老後の問題はいろいろあるでしょう。
でも、ひとりで悩まなくてもいいんじゃないかな。
みんな同じ。
平気な顔をしていられるのは、私の場合、家内が隣にいてくれるからです。
「老人」になるのは初体験(当たり前ですが)。
なかなか馴れません。とまどうばかり。
あなたの問題はなんですか?
その正体が分からなくて、なお不安なのかもしれません。
そういう方の「思い」をお聴きしますよ。
<相続対策>なんて、本当は野暮なことで、めんどくさい。
でも、『やっぱりやらなきゃあ、ダメかぁ』と思います。
家内がいますから。
子ども(といっても立派な中年ですが)も3人いる。
冷静に言えば、母と子は、相続においては利益が相反する関係です。
(民法では、母:子(1人でも複数でも)=1:1ですからね)
自宅(土地・建物)も、現金・預金も、「価値」は《万円》という数字で計られる。
すると、妻が自宅に住むと「子に金融資産全部をあげても1:1にならない」なんてことが普通に起こってしまう。
子が権利を主張すれば、妻は間違いなく困り果てるはず。
あなたなら、どうしますか?
方法は、それぞれの家庭によってまったく異なるはずです。
何もしない・何も考えない―—これがいちばん悪い。
大黒柱であるあなたが、考えて、対策し、声を上げていなくちゃあ、ゼッタイにダメです。
ご相談ください。
大丈夫、必ず「答え」は見つけられます。
一緒に答えを探していきましょう!

〈取扱い業務)
家族信託は完全オーダーメードの生前対策であり、相続対策にもなります。
家族信託は二刀流なんです!
認知症の問題も、相続の問題を解決します。
「遺言を書きたい」「家族信託をしたい」「相続税対策」「事業承継」を考えている方はご連絡ください。
著書に:
『認知症の家族を守れるのはどっちだ!? 成年後見より家族信託』
『家族信託はこう使え 認知症と相続 長寿社会の難問解決』
◆石川秀樹行政書士事務所
・住所:静岡市葵区沓谷一丁目3-16
・TEL/Fax:054-246-0924
・ケータイ:080-3202-0207
・E-mail:hide.27.mail@gmail.com
・WEB:https://kazokushintaku-shizuoka.net/
◆関連記事 ※実は私、60歳の受験生でした。
2021.03.18
押し隠していた敗北感に、闘争心の火を付けたのは、61歳での「行政書士試験」再挑戦だった。 ジャーナリスト、行政書士の私の原点。...
<初出2018/9/10、最終更新2025/6/14>