エッセイ ★彼岸と此岸(しがん)のはざまで大切な人を想う外気温35℃と車の表示にはあった。暑い日になった。所用を終え、久しぶりに歩いてみたくなった。木陰が恋しい。それで静岡市郊外の愛宕霊園の方角をめざした。近くに小川、というより排水2024.04.28
エッセイ ★待合室にて、話がやまない老婦人の孤独 「ぜ~んぶ、自分だから……」90歳を間近に控えて、書家である父も近ごろはいろいろと問題が出てくるようになった。そこで月1回、静岡市内の脳神経科に通う。付き添い兼運転手が私の役目だ。その2024.04.27